よもやま話

小林古径記念美術館

2020.10.21 よもやま話

妙高山も初冠雪を迎え、秋の深まりを感じる今日この頃ですね。

 

「秋と言えば〇〇」「〇〇の秋」

皆さんは何を思いうかべますでしょうか?

私は食欲の秋です栗きのこやきいもごはん

通年食べ物で幸せを感じている人間ですが(笑)

 

今回、建築士会上越支部新井分会の「小林古径記念美術館」見学会に参加しました。

 

高田城址公園内に10月3日にオープンされた施設で、近代日本画家の巨匠・小林古径の作品をはじめ、富岡惣一郎や牧野虎雄など、上越ゆかりの美術作品が展示されています。

もともと、敷地内には東京から移築復原した小林古径邸や画室があり、今回オープンした美術館はそこに増設(新築)した施設です。

 

小林古径の作品は現在でも人気の作品が多く、代表的な「髪」は郵便切手にもなっています。

古径のほかにも上越所縁の作家さんたちの作品が展示されているので、近代~現代の幅広い作品を楽しむことができます。

また、小さなお子様の体験教室やワークショップなども開催されているようなので、是非チェックしてみてくださいね!

 

勿論、建物も見どころの一つです。

美術館をはじめ、移築した古径邸も素敵な住まいです。

東京に建てられた家ですから、雪国仕様ではないため、今は屋根に融雪設備を施して維持されているとか。

 

 

 

建築や美術には詳しくない、見てもわからないと苦手意識を持たれる方も多いかと思いますが、少し視点を変えて見るのもオススメですよ。

日本の家はやっぱり落ち着くな~、こんな引戸がほしいな~、この作品は知り合いの誰かに似ているな~、リスの尻尾が可愛いな~、など。

少し興味が出てきたらこんな人が建てているのか、こんな思いで描いているのかなど調べて見るとより理解が深まりますよ。

 

芸術の秋。

建築や美術に触れるのに知識や経験にとらわれず、肩ひじ張らずに足を運んで欲しいなと思います。

高田公園内ですからお散歩ついでに入ってみてもいいですね!

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