外壁工事
2003年12月6日
寒い週末、家が人で溢れかえっていた
外壁工事のほかにも配管、電気工事が始まった
外壁3種類はそれぞれ材質が違うので別々の業者さんが行なう
一見トタンのようなシルバーの外壁は、ガルスパンというそうで、妙に惹かれてしまい一番に決めたものだ
板金屋さんが職人技で窓枠の形を切り抜いて高い足場の上に上げていく
東側の黄色い外壁は今週初めから作業していたらしくほとんど貼り終わっていた。
黄色はかわいすぎるかと思ったが、サッシの色と調和して、いい感じに仕上がっていた
玄関先の石調の壁は同じものがブティックに使われているというので見に行って決めたものだ
配管工事
家の中に入ってみると配管屋さんが仰向けで作業をしていたので、上からのぞきこんで挨拶をした
車輪がついたベニア板に寝そべって床下をスイッーと入っていく
色んな道具があるものだ
電気工事
電気屋さんが脚立に上って無数の電線をたらしている
見上げて挨拶した
梁にものすごい本数の電気配線がうちつけられていた
床下や天井裏の見えない部分にライフラインが通っているのだから、「頼んだよ」という気持ちでいっぱいだ
ななめの天井
家の中は天井が張られ始めた
この家には水平な天井がほとんどない
梁の高さが幾重にも違うので、できるだけ天井高をとるように上げるところは上げ、下がるところは下がっている
オンダさんの梁は独特らしい
いったいどことどこが同じ高さなのか、私たちには到底理解できないが、とても面白い
3色の家
1週間かかって外壁が張り終わった
四方向の雰囲気がそれぞれ違って面白い
サッシの色が主張しすぎず、全体をまとめている感じでとても気にいった
「うちは3色だよ」母に説明したら「ケーキ屋みたい」と苦笑いしていたが、実際に見に行ってきたあとは、満足そうであった
足場がとれるのが楽しみだ
雨どいもつけられ、軒天の塗装も終った
階段の鉄骨
2003年12月14日
仮設階段の横に本当の階段の鉄骨が取り付けられた
支柱は中央に一本だけ踏み板が宙に浮いてるように仕上がるという
吹き抜けの中にくるっとまわりこむ感じになる
この頃、吹き抜け部分には作業用に板が渡してあり、なかなか吹き抜けず、狭くみえて心配していた
キッチン発注
最終確認にショールームへ出かけて行った
もう何回足を運んだかわからない
見積りも何度も作ってもらった
私たちの選んだキッチンが展示されていたので、用事がなくても見に行ったりしていた
きれいなキッチンが飾ってあるショールームはそこにいるだけで幸せな気分だ
化粧された梁
2003年12月16日
天井ができた
木の質感を楽しみたい人は、梁を見せるが、私たちは梁が見えないほうがいいと希望した
梁の下に天井が張られるものと思っていたが、オンダさんがとても面白い方法で梁を見せてくれることになった 梁に化粧をほどこし、角に溝をきった
この上にクロスを貼っていく
非常に手間がかかりそうだと思う
照明用の配線が、それぞれの部屋にチョロッとぶら下がっていて滑稽だ
たのしい家づくり
家ができた。それはあまりにも楽しい出来事だった。オンダさんを始め家づくりに携わってくださった何十人もの職人さんたちに感謝の気持ちを表したい。そう思って家づくりを振り返ってみることにした。
2000/ 『はじまり』
2003/春 『設計』
2003/若葉の頃 『見積』
2003/梅雨 『契約』
2003/盛夏 『小休止』
2003/秋の気配 『更地』
2003/実りの秋 『基礎』
2003/晩秋 『形になる』
2003/初冬 『工事』
外壁工事
配管工事
電気工事
ななめの天井
3色の家
階段の鉄骨
キッチン発注
化粧された梁
2003/年の瀬 『姿を現す』
2004/新年 『手作り』
2004/大寒 『内装と設備』
2004/立春 『仕上げ』
2004/雨水がすぎて 『竣工』
2004/春爛漫 『終の棲家』