性能と設備は2003年6月12日

家の性能と冷暖房等の説明を受けた。
懸命にメモをとった。その時はわかったつもりでも、後で些細な事の記憶が曖昧になると気づいたからだ
断熱性能はスーパーウォール、冷房はエアコン、暖房はパネルヒーター
専門的なことはわからないが、スーパーウォールは確かに頼りになりそうだった
冷房も暖房も控えめにつけておけば十分な断熱性があるそうだ
遮音性・耐震性・耐久性も問題なさそうである
なんといってもパネルヒーターは見た目がすっきりしている、触っても熱くないので安全
温風もでないから喉の弱い私には嬉しかった
メモをとっても、この程度であるが

そろそろ契約しなくていいですか2003年6月18日

しびれを切らした私たちの一言で、契約することになった
実家から親にも来てもらい、5人で待ちうけていた
社長の恩田さんと、現場監督の滝澤さんと、専務で設計者の恩田さんとがきてくれた
見積り総合計は私たちの予算内になっていた
この日ハンコを押す心積もりでいたのだがオンダさんから思いがけない提案が出された「冬仕事にしませんか?」と

来年にはローン減税の期間が10年間から6年に短縮されると聞いていた
現状の控除を受けるには年末までに入居しなければならない
すぐにでも家を取り壊し始めなければ間に合わないところまで差し迫っていた
考える余地なし、年内入居だ、と私は思ったのだが、親たちは意外にもその提案に賛成してしまった
「夏は仕事休めないんだから、ゆっくり家が出来るのを見にこれないよ。冬仕事もいいものだ。」
私たち夫婦は共働きで、夏季は夫は仕事が忙しく、全く休みをとれない
あっという間に冬に変更になる気配が濃厚になった
しかし、オンダさんは「もう少し考えてかまわないですよ」と帰っていった

仮住まいはどうする

時期を変更するにあたって、建てかえ中に住む
借家の都合を確認しなければならなかった
先週、大家さんに、7月から12月までとお願いに行ったばかりだった
母が、知り合いの紹介で見つけてきてくれたこの物件は住まいから近く母と私は今まで通り自転車通勤できる
また私の実家が同じ町内だったりした
荷物を全部運びこめるから一軒屋というのはいい
犬もいるし何よりとても安く貸していただけたのですぐ決めた

心配しながら、急いで翌日、仕事の合間に電話をしたところ「かまわない」という返事をもらえた
車は通りの反対側に月極め駐車場を借りることができた
オンダさんに冬仕事にする、と返事をした

住宅ローンだ

手持ち資金では足りない
市からの住宅融資があると人から教えてもらった
これは最長15年と20年で、固定金利で1.8%
他にも安い金利の民間融資はあったが、固定金利期間が1年とか3年とか短かった
住宅公庫は条件が厳しいらしいのでよく調べもしなかった
ただし市の施策は毎年かわるため
その年の3月くらいにならないと融資制度が次年度もあるかどうか決定しないというので、年内に融資を受けたい場合は時間的にぎりぎりかもしれない
運良く今年度も制度が継続された
しかし、去年はあった金利の返還制度はなくなってしまった
一年前に建てかえれば良かったとも思ったが、そのときは期が熟していなかったのだから仕方ない
市内の金融機関全般で窓口をやっている。私たちは労金の日曜ローン相談に行き、説明を受けた
市の融資2種類を上限の500万円ずつを借り、足りない分を労金独自ローンで借りることにした
ローン保障料も借りる金額や期間によって違う
ローンシュミレーションというものがインターネット上にあったので、試算して検討した
この数字の羅列は頭が痛い

請負契約書にハンコ2003年6月21日

オンダさんが請負契約書を持ってやってきた
ひと通り契約内容を確認しあったあと、オンダさんが緊張しながら支払い予定日と金額を契約書に書き込んでいく
家の代金はいつ払うのか、なんてことは考えてもみなかったが、全体の金額を、今週中・地鎮祭のころ・上棟式のころ・引き渡しのあとの4回に分けて支払ってほしいと言われた。
様々な種類の業者が家づくりに携わるため、オンダさんは途中でそれぞれに支払いをするのだそうだ
緊張しながら署名してハンコをついた
ついに契約
お風呂・トイレ・建具・外壁・壁紙・床の色など決めなければいけない事が山ほどあるはずだが、「まだいいです」とのこと
そこで「夏は忙しいから9月に入ったら打ち合わせ」という事にしてもらった

引越しの心配2003年6月24日

引越しの下調べに運送業を営む知人が来てくれた
残したい家具とその大きさを書き出しておいてほしいと事前に頼まれていた
荷物の量、大きさ、種類を確認して見積りをつくる
出入り口、階段の幅も確認し・・・
そういえば、嫁入りタンスはあまりに大きい
果たして仮住まいの玄関から入れることができるのか?
急に心配になり、週末、仮住まいも見てもらった
大丈夫、という事だったので、ひと安心
手渡された見積書は、大サービスであった